そんな疑問をお持ちではありませんか?
街頭カメラを設置することで、犯罪の発生を抑止するのはもちろん、
もし発生してしまっても映像データを使って検挙活動・事案の立件・解決等に役立てることができます。
こちらでは、街頭カメラの設置で見込める防犯効果についてご紹介します。
街で起こるこのような犯罪を抑止できます!
- 夜間の無人店舗への侵入、盗難
- 夜間、店舗シャッター・壁へのいたずら書き
- 昼間の無人住宅への侵入、盗難
(店舗2階の自宅などにとくに多い) - 放火
- 万引き
- 強盗
- ひったくり
- 置き引き
- 幼児連れ去り・誘拐 など
- 通り魔
商店街や住宅街など、私たちの身近な場所では、日々さまざまな犯罪が起きています。
街頭カメラは、これらの発生を抑止するのはもちろん、もし発生してしまったときの犯人探しにも役立ちます。
犯罪抑止で見込める効果
街頭カメラの設置は、実は防犯以外にも下記のような効果が見込めます。
- 呑み屋界隈でのもめごとの防止
- 立ち小便などの防止によるモラル保守
- 地域住民の防犯意識の向上
- 警察署との連携、連絡の強化
- ゴミの投げ捨て、歩きたばこ等の減少
- 「安心してお買いものができる商店街」PR効果
地域のコミュニティの低下が叫ばれる今日、街頭防犯カメラの効果は、「安心・安全な街づくり」につながります。
東京での効果についてご紹介
警視庁では、東京都の繁華街等における防犯対策の一環として、「街頭防犯カメラシステム」を導入し、順次各所に街頭カメラを設置しています。
刑法犯の認知件数と映像データの活用状況など、数字で街頭カメラ設置後の効果についてご紹介します。
街頭防犯カメラシステム整備地区の刑法犯認知件数(各地区運用開始前年から)
地区 運用開始日 |
平成13年 | 平成14年 | 平成15年 | 平成16年 | 平成17年 | 平成18年 | 平成19年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
年間 | 年間 | 年間 | 年間 | 年間 | 年間 | 年間 | |
歌舞伎町 H14.2.27~ |
1,865 (634) |
2,103 (571) |
2,249 (703) |
2,042 (541) |
1,513 (458) |
1,686 (479) |
1,815 (487) |
渋谷 H16.3.22~ |
2,802 (509) |
2,330 (483) |
1,967 (398) |
2,009 (415) |
1,873 (320) |
||
池袋 H16.3.24~ |
3,233 (1,111) |
2,936 (1,011) |
2,702 (862) |
2,525 (852) |
2,501 (746) |
||
上野2丁目 H18.2.15~ |
505 (145) |
411 (151) |
411 (139) |
||||
六本木 H19.3.20~ |
1,231 (301) |
1,057 (218) |
地区 運用開始日 |
平成20年 | 平成21年 | 平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | 平成25年 |
---|---|---|---|---|---|---|
年間 | 年間 | 年間 | 年間 | 年間 | 年間 | |
歌舞伎町 H14.2.27~ |
1,694 (487) |
1,850 (492) |
1,623 (469) |
1,424 (453) |
1,470 (558) |
1,365 (475) |
渋谷 H16.3.22~ |
1,797 (258) |
1,509 (273) |
1,519 (286) |
1,383 (268) |
1,274 (200) |
1,296 (275) |
池袋 H16.3.24~ |
2,234 (562) |
2,065 (521) |
1,875 (492) |
1,736 (448) |
1,535 (382) |
1,627 (380) |
上野2丁目 H18.2.15~ |
449 (160) |
452 (146) |
342 (98) |
313 (110) |
332 (105) |
442 (143) |
六本木 H19.3.20~ |
929 (231) |
884 (222) |
900 (206) |
934 (259) |
1,008 (237) |
952 (229) |
錦糸町 H25.3.23~ |
504 (159) |
448 (139) |
※( )内は路上犯罪の認知件数
映像データの活用状況
平成25年中に、警視庁本部において録画した415件の映像データを警察署長に提供し、うち320件が検挙活動・事案の立件・解決等へ活用されました。
主な活用事例(平成25年中)
- 殺人未遂事件
- 強盗致傷事件
- 強姦事件
- 身代金目的略取・逮捕事件
- 傷害事件
- 公務執行妨害事件
- 器物損壊事件
- 窃盗事件
- 詐欺事件
- 覚せい剤取締法違反事件
- 自動車運転過失傷害事件
など